ホワイトニングの方法としくみ
クリニックやサロンでできるホワイトニングの基本を知っていただくために、そのしくみや種類を詳しく解説しました。
ホワイトニングで歯が白くなる仕組み
ホワイトニングは、歯を削ることなく歯にホワイトニング薬剤をつけて、浸透させて白く(漂白)するという方法で、クリニックやサロンで行うことができます。
仕組みとしては、一般的には、ホワイトニングの薬剤である、過酸化水素もしくは過酸化尿素を歯につけることにより、黄色い着色成分となっている有機質を分解して、脱色をすることにより、歯が白くなります。
歯の一番表面であるエナメル質層に浸透して、歯の色素だけが変化するため、その奥にある象牙質には影響を与えることがありません。
さらに詳しく専門的に説明すると…
歯に塗られた過酸化水素・過酸化尿素は、酸化作用があり、ある一定温度になると活性酸素に分解されます。その活性化した酸素がエナメル質にしみこんだ色素と結びつくことで、黄色くなっていた着色物を酸化・分解して、脱色されて白くなるということです。
活性酸素が作用することにより、エナメル質層に光を乱反射させるような働きがあり、内側の黄色味が強い象牙質の色を透けなくしてくれるため、表面の白さが際立つという効果もあります。
ホワイトニングの種類
ホワイトニングには、大きく分けて3つの種類があります。
オフィスホワイトニング
サロンやクリニックで行うホワイトニングのことです。一般的な方法は、ホワイトニングの薬剤を塗布した後、レーザーや光を当てて効果を高めます。薬剤が高濃度で専門の機器を使った、サロンやクリニックでないとできない方法であり、即効性が高く、個人差はありますが、1回でも白さを実感できるのがメリットです。
白さの持続性は、おおよその目安ですが、3ヵ月から6ヵ月と言われています。白さをキープしたい方は、その期間での定期的なホワイトニングやメンテナンスが必要となります。
サロンやクリニックによって、実績や技術力、導入している機器なども違い、それによって期待できる効果も違いますので、どこを選ぶかが重要となります。このサイトでは新宿で評判のサロン&クリニックのホワイトニングを比較できる紹介ページがありますので、実績や機器、メニューの違いなども参考にしてみてください。
ホームホワイトニング
マウスピースなどのホワイトニングキットを購入し、自宅でホワイトニングする方法です。サロンやクリニックに出向いてマウスピースや薬剤を処方してもらう方法と、市販で購入する方法があります。
これは、別のページで詳しくご説明しています。
デュアルホワイトニング
上で説明した、サロンやクリニックで行うオフィスホワイトニングとご自宅で行うホームホワイトニングを組み合わせた方法です
。併用することにより、サロンやクリニックで数回の施術で白さを実感でき、なおかつ、お家でのホワイトニングで、その美しさを長くキープできるというのが魅力です。
両方行うため、コストはかかりますが、高い効果を期待できます。